Abstract
ダイアグラムの意味やデザインを考慮して分類や検索,評価を行うための道具として,画像埋め込みがある.しかし,既存の事前学習済み画像モデルから得られる埋め込みに,ダイアグラムを特徴づける情報が十分に含まれているかは明らかでない.本研究では,エッジの向きやノードの形といった要素が異なるダイアグラムの埋め込み分布を比較し,事前学習済みモデルから得られる画像埋め込みがダイアグラムを特徴づける情報を含んでいるかを調べた.既存の事前学習済みモデルから得られる埋め込みはダイアグラムを特徴づける情報を十分には含んでいない可能性があり,ダイアグラムを扱うことができるモデルの必要性が示唆された.
Type
Publication
In 言語処理学会第30回年次大会